目的が何かで決まるレッスンスタイルの違いとは?
ゴルフスクールに通うことを検討している人には、必ず目的があります。
「スコアアップしたい」「美しいゴルフスイングを身につけたい」「ゴルフを楽しく体験してみたい」「ゴルフを通じて出会いが欲しい」
その目的によってマッチするゴルフのレッスンスタイルがあります。特に初心者ゴルファーが最初にぶつかるレッスンスタイルの違いがこの2つです。
- スイング理論を優先し、オンプレーンスイング(アドレスした時の状態と同じ状態でインパクトを向かえること)を身につけることから始める。
- ミート率を優先し、正しいスイング軌道やフォームよりも簡単にある程度の飛距離を出すことから始める。
この2つのどちらが正しいのか?それこそ、あなたのゴルフスクールに通う目的によって変わってきます。
目次
ゴルフスクールで実現したい目標スコアとは?
まずはあなたのゴルフスクールに通う目的ですが、スコア目標があるか否かです。
「ゴルフを通じて出会いが欲しい」
こういった目的でゴルフスクールに通うことを検討している人は、そもそもゴルフレッスン理論なんて関係ないので、気にする必要がありません。
「スコアアップしたい」「美しいゴルフスイングを身につけたい」
こういった目的がある人にこそ、ゴルフレッスン理論が重要となります。特に「スコアアップしたい」という目的の人は、目標スコアを明確にする必要があります。
ゴルフの一般的なスコアの目安です。

この中で、中級者以上を目指していくのか、それとも人に迷惑をかけない程度の初心者スコアで十分なのか、まずはこれを明確に決めましょう。
スイング理論を重視するのは中級者以上を目指す人
「中級者以上にスコアアップしたい」「美しいゴルフスイングを身につけたい」
このような目的でゴルフスクールに通うのであれば、スイング理論を重視してゴルフスクール選びをする方が良いでしょう。
長い目で見ればスイング理論は必須項目
「1年後には100切りしたい」「5年後には80を切りたい」
こんな高いスコア目標を持っているのであれば、正しいゴルフスイングの理論を学び、オンプレーンスイングをしっかり身につけることを優先するべきでしょう。
オンプレーンスイングとは、アドレスした時の状態と同じ状態でインパクトを向かえることを指します。オンプレーンのスイングは、スイングプレーン上をクラブヘッドが正しく通っているスイングのことになります。
「美しいゴルフスイングを身につけたい」
このような人が求める美しいスイングこそオンプレーンスイングです。
中級者以上のスコアを求める場合は、オンプレーンスイングができなければ難しいと考えましょう。逆にオンプレーンスイングを完全にマスターすることができれば、自ずとミート率が上がり飛距離も伸びます。
また、ゴルフスイングに変な癖がついてしまってからそれを修正するよりも、未経験の真っさらな状態に正しいゴルフスイングを身につけさせる方が、短時間で効率的です。変な癖がつく前に正しいゴルフスイングを身につけることが、最短のスキルアップであることは間違いありません。
未経験者がスイング理論から始めるとゴルフがつまらない・難しいと感じる
ミート率が上がり飛距離も伸びるなら、まずはオンプレーンスイングを身につけるべくスイング理論を学ぶべきだと思いがちです。しかしこれがゴルフをつまらない、難しいと感じる理由なのです。
全くのゴルフ未経験者がオンプレーンスイングを学ぶ、一般的な過程です。
- クラブの構え方と握り方(アドレス)を覚える
- 膝から膝くらいまでの小さなスイングで確実にインパクトするように練習する
- 腰から腰くらいまでの小さなスイングで確実にインパクトするように練習する
- 肩から肩くらいまでの小さなスイングで確実にインパクトするように練習する
- ようやくフルショットの練習が始まる
要は、小さなスイングを完璧にこなせる(100%確実にミートできる)まで反復練習を行い、徐々にスイングを大きくしていくのです。この過程が「ゴルフは難しい」「ゴルフはつまらない」と感じる最大の原因です。
まず、反復練習が多すぎて飽きてしまいます。次の課題に行けるまでに時間がかかり、さらに飽きてしまいます。そして、大きなスイングになるごとに確実にミートさせることが難しく、さらに時間がかかり飽きてしまいます。
さらにゴルフを難しく感じさせる点がクラブの種類による打ち分けです。7番アイアンだけでこれだけの過程を半年くらいかけて習得させ、ようやくドライバーが握れるなんてゴルフスクールもあります。これではコースデビューまで1年程度かかってしまいます。
もちろんこれは極端な例ですが、スイング理論を重視するスタイルのゴルフレッスンは、楽しさ重視でないことは間違いありません。球数を打つこともなく、ひたすらにスイングが合っているか否かを繰り返すのです。
飽きやすい性格の人、ゴルフを楽しく習いたい初心者には、スイング理論よりミート率重視のゴルフスクールの方が合っていると言えます。
楽しみたい・人に迷惑をかけない程度であればミート率優先で
「人に迷惑をかけない程度にスコアアップしたい」「ゴルフを楽しく体験してみたい」
このような目的の人は、反復練習の繰り返しで飽きてしまうゴルフ、ちっとも上達しない難しいゴルフではなく、楽しくボールにクラブを当てることができるミート率優先のゴルフレッスン理論がオススメです。
飛距離がそこそこでればゴルフは楽しく感じる
どんな風にゴルフをプレーできれば楽しいと感じるでしょうか?答えはある程度の飛距離を出せるショットを打つことです。
反対に難しい、つまらないと感じる原因はこれらです。
- 空振りをしてしまう。
- チョロ(打った球が少ししか進まないようなミスショット)やザックリ(手前を叩いてしまうミスショット)が多発する。
これは結局、ゴルフショットのミート率が低いために発生するミスです。ミートさえすれば楽しいと感じつということにもつながります。
これこそが、ミート率を重視するゴルフレッスン理論が優先される理由です。当たる、飛ぶ、こういった感覚を感じなければゴルフを楽しいとは感じられず、継続率につながらないと考えるゴルフレッスン理論です。まさしく先に紹介したスイング理論重視とは真逆の発想になります。
極論ですが、振り上げと振り下ろしの軌道が多少違くても、フィニッシュの形が多少かっこ悪くても、インパクトの瞬間をその前後のクラブフェースの開閉さえ上手く行えればある程度の飛距離は十分に稼げます。これさえできれば、ゴルフが楽しいと感じられるはずです。
後々スイング理論の練習に移行すれば良い
ゴルフの未経験者が楽しくゴルフに触れ合うためには、ミート率重視でのスタートをオススメします。その後、ゴルフが楽しいからもっとスコアアップしたいと考えたときに、改めてスイング理論を重視するゴルフスクールに変更すろという選択もあります。
ゴルフに限らず何事でも同じですが、物事を最初に始める際は楽しさを重視するのは至極当然です。ゴルフの場合はとにかく当てる、飛距離を出す、ミート率重視のゴルフレッスン理論の選択は、もちろん間違っていません。
ゴルフを始めてみて、もっと上手くなりたい、続けていきたい、そういった思いが生まれてからゴルフスクールを変えることも、決して間違えではありません。
スイング理論とミート率は鶏と卵のようなもの
オンプレーンスイング(アドレスした時の状態と同じ状態でインパクトを向かえること)をマスターするために、スイング理論からスタートするゴルフのスタートは決して間違いではありません。反対に、ゴルフを楽しむためにミート率をとにかくあげて飛距離を出すミート率重視のゴルフのスタートも決して間違いではありません。
結局は、鶏と卵なのです。スイング理論とミート率、どちらが最初かに正解はなく、自分にあっていれば問題ないということです。